美味しさの秘密
全自動システム
ビニールハウスは全自動システムを導入し、ハウス内の温度・湿度を管理しています。
また、季節ごと、苗の成長度合いごとに水量の管理や肥料の管理も併せておこないます。
システムだけでなく、病気や虫害対策など人の目でしっかりと確認し、いちごの品質の管理に努めています。
管理・設備へのこだわり
いちごを安定して育てるための管理システムのご紹介です。管理システムは温度や湿度、風量の調節など多岐に渡り、様々な設備によっていちごの品質が保たれています。ここでは、その一部をご紹介します。
ろ過装置 2ヶ所
いちごに与える水の成分を管理、ろ過します。水道水に含まれる余分な鉄分など、イチゴ栽培に不要な不純物を除去します。
温湯管・温湯管ボイラー5台
いちごの土の内側にホースでお湯を流し、夜間のイチゴの地下部(根)の温度を保ちます。冬場でも、15度前後に保つことができます。
給液装置 5台
いちごに肥料の供給をおこなうための装置です。4段階の肥料濃度と肥料量 、時間を自動で管理します。
電磁イオン発生装置 1台
水をマイナスイオン化して根からの吸収をよくするための装置です。
暖房機 7台
ハウス内の温度を管理するための暖房器具です、昼間のハウス内の温度は25度前後、夜間は最低温度10〜15度に確保しています。品種ごとの温度を変えるために、各ハウスに1ずつあり、台計7台あります。4段変温機能付きで、温度管理も万全です。
炭酸ガス発生装置(生ガス)
ハウス内の炭酸ガスを増やし、イチゴの光合成を促進し甘さを増やすための装置です。自然界の炭酸ガス濃度は平均300ppmですが、1200ppmに自動で管理します。
天窓開閉装置
ビニールハウスの天窓を自動で開閉することによって、ハウス内の温度を管理します。6段変温で、主に温度を下げる働きがあります。
循環扇 20台
ハウス内の温度や炭酸ガス濃度を、均一化するための装置です。各ハウス内に設置されていて、自動でコントロールします。
電照設備
いちごの生育を助け、冬場の葉の展開促進のために、夜間照明をおこないます。これにより、安定した供給量を確保することが可能となります。
点滴チューブ
液肥や灌水などをコントロールして、いちごの生育を助ける役割があります。ゆっくりと灌水するのが特徴で、根が細かくしっかりと発達します。
枝折れ防止ロープ一式
いちごの果実の枝を支えるためのロープです。枝折れ防止ロープが付いているところは、大きなイチゴが取れる証です。